地雷を埋め続ける日本人
嫌な人々をよく見ます。
電車を待っているとき、前に旅行帰りであろう四人家族が並んでいました。
男の子がエチケット袋にゲロを吐いてしまって、それを見たお父さんがお母さんに言い放った言葉が忘れられません。
「母親なんだから背中ぐらい摩ってやれ!!!!!!」
お母さんは両手に荷物をたくさん持ちながら、女の子の世話をしながら、男の子の背中を摩ります。
お父さんはキャリーバックに片手をつき、ゲロを吐く息子の様子を見てゲラゲラ笑っていました。
また先日は、駅前でお母さんがお父さんの財布を抜き取って、地面に投げつけていました。
お父さん「やめてよ〜!」と言いながら拾う。お母さん「暇なんだから仕方ないだろ」とまた投げる。男の子呆然と見つめる。
というのを繰り返していました。
訳がわからない。ここは中世か。
なぜそんな非人道的な行動をとれるのかわかりません。
していることは北太平洋の海岸に地雷を埋めまくったナチスと同じです。被害者を殺さないように傷つけ、目撃者に精神的苦痛を与える。
心の治療に経済的負担を課して不適合者を増やす。
ショッキングなシーンを例にあげましたが、サービス業をしていると毎日のように心が虐げられます。
無視をする。馬鹿にする。せせら笑う。
日本が退化しているのか、それとも成長していないのかわかりませんが、こんな胸糞悪い行為から逃れたいです。
この文章を読んで「酷い行為だ」と思った人も、きっと軽いノリで日々地雷を埋めています。
私がなんとか日本を変えたいですが、変え方がわかりません。勉強します。